サツマニシキ
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本土亜種
Erasmia pulchella nipponica Inoue, 1976
マダラガ科 ホタルガ亜科
♀
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町 2021.10.7 前翅長約38.5mm
日本の蛾の最美麗種とされる。
南方系で撮影地は分布域の東限に近い。
4亜種に分類され、南に行くほど後翅中ほどの白化が強い。
本土では夏と秋の年2化。
触角に性差はなく、腹部がやや太く、腹端が細いのが♀。
昼飛性だが、日差しの強い時より朝方や夕方、曇った日によく飛ぶ。
身の危険を感じると胸部などから泡状の黄色い液体を分泌し、
鳥などの忌避物質を含むという。悪臭を放つという話もあるが、
嗅いでみても特に匂いは感じなかった。
夕方ヤマモガシの樹冠付近を飛んでいたが、
ふっと舞い降りてきて樹幹にとまった。
分布:本州(紀伊半島以西)、四国、九州(本土亜種)
屋久島、種子島(屋久島種子島亜種)
奄美大島、沖縄本島(奄美・沖縄本島亜種)
八重山諸島(八重山亜種)
成虫出現月:8、10
幼虫食餌植物:ヤマモガシ、クヌギ、ナンキンハゼ
G2795
アルバム: 蛾・マダラガ科・イラガ科
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